甦醸（SOJO-）〜甦る伝統、醸す未来〜｜若者と挑む伝統と革新の日本酒造り
若者が挑む老舗酒蔵再建プロジェクト
神奈川県の創業230年を誇る老舗酒蔵「井上酒造」が経営難に直面しています。そんな中、若者限定の日本酒コミュニティ「サケノミライズ」を運営する学醸界の代表、えっこさんが中心となり、「甦醸プロジェクト」が立ち上がりました。このプロジェクトは、若者の日本酒離れという課題と酒蔵減少の問題を同時に解決しようとする試みです。若い世代が酒造りの全工程に参加し、伝統と革新を融合させた新たな日本酒を生み出すことを目指しています。
歴史と誠実さが息づく井上酒造の魅力
井上酒造は1789年（寛政元年）創業の歴史ある酒蔵で、「酒は人柄が造る」という社訓のもと、三つの「和」を大切に酒造りを続けてきました。都心からもアクセスしやすい立地にあり、230年の歴史が醸し出す神秘的な雰囲気が感じられます。しかし、コロナ禍の影響もあり経営は厳しい状況です。そんな中、杜氏の内山さんは若者の挑戦を快く受け入れ、共に未来を切り拓くパートナーとしてプロジェクトを支えています。
参加プランと今後のスケジュール
甦醸プロジェクトでは、20歳以上30歳以下の若者が参加できる「プロデューサープラン」、20歳以上の方が応援できる「サポータープラン」、そして2025年に20歳を迎える方限定の「ハタチプラン」が用意されています。参加者は田植えから仕込み、ラベルデザインまで一連の酒造り体験に関わることができます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
