健診結果を自己流ケアし、健康のための食事を「我慢」している方をサポートしたい!
北海道の栄養士が健康支援を推進
北海道の保険薬局やドラッグストアに所属する栄養士・管理栄養士の有志団体、北海道調剤薬局&ドラッグストア栄養連携の会(通称:h-PDD)が、地域住民の健康づくりを目的としたプロジェクトを立ち上げました。2022年10月に発足したこの団体は、広大な北海道の地で適切な栄養ケアを提供し、生活の質(QOL)の向上を目指しています。企業や組織の枠を超えて連携し、地域の健康課題に取り組む姿勢が特徴です。
栄養相談の認知度向上とイベント開催
現在、薬局やドラッグストアには管理栄養士が在籍しているものの、栄養相談の認知度はまだ十分とは言えません。自己流の食事管理で悩む方が多い中、専門家による正しいセルフケアのアドバイスが求められています。そこで、札幌市中心部の市民広場で栄養と健康の啓発イベントを開催し、管理栄養士と地域住民のつながりを深める取り組みを進めています。イベントでは健康測定や健診結果のレビューなど、多彩なプログラムが用意されています。
地域の健康サポート強化を目指して
このプロジェクトは、健康診断と通院治療の間に気軽に相談できる場を提供し、健康寿命の延伸や医療費削減といった社会課題の解決にもつなげたいと考えています。イベントの企画は整い、今後は集客や協力スタッフの募集を進めていく段階です。薬局やドラッグストアの管理栄養士が、地域の健康づくりの第一歩を支える役割を果たすことに期待が寄せられています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。