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【大凶作】歴史的ひょう被害。傷ついた梅を救済して、日本の梅を次世代に繋ぎたい。

和歌山発の無添加梅干しプロジェクト

和歌山県みなべ町で創業された株式会社うめひかりは、塩と紫蘇だけで漬ける無添加の梅干しを製造しています。代表の山本将志郎さんは、2019年に一人で始めたこの事業を、現在では43名のメンバーと共に全国に広めています。日本一の梅産地である和歌山の南高梅を使い、昔ながらのすっぱい梅干しの味を守り続けている点が特徴です。近年は若者が農業に興味を持つきっかけとしても注目されており、新規就農者を育成する「梅ボーイズ」プロジェクトも展開しています。

自然災害による梅の凶作と課題

2024年は南高梅の最悪の凶作となり、2025年4月には和歌山県全域で壊滅的な雹被害が発生しました。これにより、産地全体で平年の58%しか実が残っておらず、多くの梅が傷ついてしまいました。傷ついた梅は品質が高いものの、従来の梅干しには使いにくい状況です。こうした状況は国産梅の供給不足を招き、中国産梅へのシフトが懸念されています。農業の平均年齢が高い中で、若者が農業に魅力を感じ続けるための仕組みづくりが急務となっています。

新商品開発と持続可能な農業への挑戦

株式会社うめひかりは、傷ついた梅を活用した新商品開発に取り組んでいます。梅肉チューブの普及キャンペーンや無添加の梅肉チップス、料理家の今井真実さん監修の梅肉調味料、さらには発酵技術を生かした新ジャンルの梅酒など、多彩なチャレンジを展開中です。これらの取り組みは、農業の根本課題である収益性の向上と若者の就農促進を目指しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

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