瀬戸内海の離島・大崎上島をもう一度果樹の島に。放棄農地から始める再生プロジェクト
大崎上島の農地再生プロジェクトとは
瀬戸内海に浮かぶ離島・大崎上島で、株式会社ABIANが放棄された農地の再生に挑戦しています。かつて果樹園だった土地は、農業従事者の高齢化や後継者不足により竹林化が進み、耕作放棄地が増加していました。こうした農地を再び活用し、持続可能で収益性のある農業モデルを築くことが目的です。竹の伐採や規格外の柑橘類を活用し、地域資源を循環させる取り組みが注目されています。
竹資源と訳あり柑橘の活用方法
竹林化した農地の竹は、伐採後に竹炭や竹パウダーとして再資源化されます。これにより農地の整備負担を軽減しつつ、新たな収益源を生み出す仕組みが作られています。また、見た目が不揃いで出荷できなかった柑橘類は「訳あり商品」としてオンライン販売され、フードロス削減と農家支援を両立しています。これらの取り組みは「捨てない農業」を目指し、環境負荷の軽減にもつながっています。
地域と共に歩む未来への挑戦
株式会社ABIANは、大阪とバリ島を拠点に人材育成や物販事業を展開しながら、大崎上島の農地再生に取り組んでいます。島の方々の思いを尊重し、地域と連携しながら持続可能な農業の仕組みづくりを進めています。支援者には、訳あり柑橘や竹炭などのリターンも用意されており、プロジェクトの進捗報告も行われます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。