「生きる力」を育む、夏。 廃校でつむぐ 子どもたちのサマーキャンプ
地域と子どもをつなぐ新しい挑戦
茨城県ひたちなか市を拠点に活動する「つむぐ・ね」さんが、子どもたちのためのサマーキャンプを企画しています。代表の丸山俊秀さんは、消防士として地域の安全に尽力してきた経験を活かし、令和7年3月に退職後は地域と子ども支援に注力しています。このキャンプは単なるレジャーではなく、子どもたちが自ら考え行動する力を育むことを目的としています。地域に根ざした「郷土愛」を育て、子どもたちが自分の存在価値を感じられる場を提供したいという思いが込められています。
子ども主体の体験で育む生きる力
全国的に子ども会の減少や地域イベントの縮小が進む中、このプロジェクトは「体験の空白」を埋めることを目指しています。キャンプのプログラムは子どもたち自身が企画・実行し、仲間と協力しながら問題解決力を養います。大人スタッフは指示を出すのではなく、見守る役割に徹し、子どもたちの自主性を尊重します。異年齢の子どもたちが共同生活を送り、協力や葛藤を通じてコミュニケーション力や自己肯定感、困難を乗り越える力を育むことが期待されています。
支援で実現する未来への一歩
このサマーキャンプは初めての試みであり、公的援助がないため多くの支援が必要です。集まった資金はテントや調理器具、アクティビティ備品の購入やスタッフ費、安全対策のための施設整備に使われます。リターンには子どもたちからの手書きメッセージや活動報告書、限定動画の視聴権などが用意されており、支援者もプロジェクトの一員として参加できます。子どもたちが地域を愛し、生きる力を身につけるこの挑戦に、ぜひ注目してみてください。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。