【原爆・「黒い雨」の記憶の物語を広島で上演】ハトノス 2025夏公演「Pica」応援プロジェクト | MOTION GALLERY
ハトノスの新作演劇『Pica』とは
ハトノスが2024年6月に初演した演劇作品『Pica』は、「黒い雨」訴訟を題材にした群像劇です。広島に降った「黒い雨」の体験者たちの葛藤や歩みを描き、戦後80年を迎える2025年に東京と広島での上演を予定しています。作品は、体験者だけでなく支援者や現代に生きる若い世代の視点も織り交ぜながら、過去の記憶と現在をつなぐ時間を創出することを目指しています。脚本は「黒い雨」訴訟を追うジャーナリスト・小山美砂さんの協力を得て、実際の取材の様子も参考にしながら、丁寧に推敲されました。
広島公演の意義と挑戦
これまでハトノスは東京を拠点に活動してきましたが、初演の後に多くの反響を受け、広島での再演を決定しました。
出演者・スタッフはほぼ全員東京近辺を拠点に活動しており、「広島-原爆」との距離感も人により様々です。そのような多様なメンバーが共に「広島-原爆」についてまなざし、作り上げる作品を、広島のお客さんたちと共有するということは、双方にとって貴重な時間となるでしょう。
支援のお願いと今後の展望
本プロジェクトは広島での旅公演実施のための資金を募っています。集まった支援金は交通費や出演料、スタッフ費用に充てられ、安心して公演に取り組む環境づくりに役立てられます。目標金額に達しなくても公演は実施されますが、今後の活動に影響が出る可能性があります。ハトノスは「繋げられた記憶」を演劇で共有し続ける意義を強く感じており、皆さまのご支援が長期的な活動継続の力となります。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。