ゴミ屋敷多頭飼育レスキューから2年〜新シェルター移転プロジェクト〜
保護猫団体びんごねこの活動紹介
「保護猫団体びんごねこ」は、岩本里美さんが代表を務める猫の保護活動団体です。岩本さんは2019年に交通事故に遭った猫との出会いをきっかけに、地域の野良猫の保護やTNR活動に取り組み始めました。現在は自宅で50匹以上の猫を保護し、これまでに約350〜400匹の猫の保護や治療に関わってきました。過酷な環境で暮らす猫たちに寄り添い、医療や終生保護を行いながら、1匹でも多くの猫が幸せな生活を送れるよう尽力しています。
ゴミ屋敷からの猫たち救出プロジェクト
2023年2月、岩本さんは妊娠後期の猫を含む25匹が劣悪なゴミ屋敷で暮らしている現場を知り、全頭保護を決意しました。行政や他の団体が受け入れ困難な中、友人の協力で仮シェルターを設置し、避妊去勢手術や治療を進めています。現在も20匹の猫が仮シェルターで暮らしており、多くがシニア猫で体調管理が必要な状況です。しかし、物価高騰や施設の狭さ、環境の悪さなど課題も多く、新たなシェルターへの移転が急務となっています。
新シェルター移転と今後の展望
新シェルターは広い2階建て倉庫の2階部分で、日当たりも良く猫たちにとって快適な環境が期待されています。移転に伴う工事や設備設置、維持費用などの資金調達が課題ですが、多くのボランティアの協力を得て準備が進められています。今後は地域交流イベントやハンドメイド商品の販売など収益事業も計画し、持続可能な運営を目指しています。猫たちが安心して暮らせる環境づくりに、ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。