18年続いた『空想科学 図書館通信』が発行困難に。日本中の学校に届けたい!
空想科学研究所の図書館通信とは
空想科学研究所が発行する「空想科学 図書館通信」は、子どもたちの科学への興味を引き出すために、マンガやアニメ、昔話などを科学的に検証し、その面白さを伝える無料の学校向け通信です。2007年の開始以来、約2,000校の小中高の学校図書館に毎週配信され、これまでに750号以上が発行されてきました。子どもたちから寄せられた質問に答える形で作成されており、図書館の利用促進や理科への関心向上に貢献しています。
クラウドファンディングの目的と課題
18年間続くこの活動ですが、制作や配信にかかる費用が年間約500万円にのぼり、空想科学研究所の運営を圧迫しています。学校には無償で提供しているため、資金面での支援が必要な状況です。これまで多くの企業や団体に協力を求めてきましたが、実際の支援には至っていません。そこで、活動の継続とさらなる進化を目指し、クラウドファンディングを通じて広く支援を募ることになりました。
今後の展望と支援のお願い
今後は、小学生向けに読みやすくイラストを多用した「空想科学 図書館通信KID」の発行や、中高生向けの内容をよりビジュアル重視に改良するなど、幅広い年代に対応した進化を計画しています。また、人気の8コママンガ『空想ちゃんと科学くん』の継続や新たなマンガ企画も進行中です。子どもたちが自ら考え、図書館を活用するきっかけづくりを目指しています。これらの活動を支えるために、ぜひ多くの方のご支援をお願いいたします。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。