【多良間島の方言、消滅危機を超えて】中学生と挑む方言カルタとLINEスタンプ
多良間島の方言を未来へつなぐ挑戦
沖縄県の多良間島で進められている「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)プロジェクト」は、島の方言を次世代に残すための取り組みです。多良間方言はユネスコにより「消滅の危機にある言語」とされており、特に若い世代で話せる人が減少しています。そこで、中学3年生の子どもたちと一緒にカルタやLINEスタンプを制作し、遊びながら方言に親しみ、日常的に使い続ける環境づくりを目指しています。島の言葉は単なる言葉ではなく、文化や歴史、暮らしの知恵を伝える大切な宝物です。
中学生と共に作るカルタとLINEスタンプ
このプロジェクトの特徴は、地域の中学生が主体的に参加している点です。子どもたちは方言の意味を調べ、読み札を考え、声の録音にも挑戦しています。カルタは48枚の絵札で、多良間島の風景や文化を反映したデザインが施され、標準語訳や例文も添えられています。さらに、QRコードを読み取ると子どもたちの声で方言が再生される仕組みです。LINEスタンプは16種類で、日常会話で使いやすい表現を厳選し、島内外での方言使用を促進します。これらのツールを通じて、子どもたちは「島の言葉の担い手」として成長していきます。
地域の未来を支える文化継承の取り組み
多良間島は美しい自然と伝統文化が息づく島ですが、方言を使う機会は減少しています。プロジェクトは、カルタ大会の開催や地域住民との交流を通じて、世代を超えたコミュニケーションの場を作り出そうとしています。子どもたちが自分の声で方言を伝え、地域の誇りを育むことは、島の未来を支える大切な一歩です。こうした活動を広げるためにクラウドファンディングで支援を募り、多くの人々と共に島の言葉と文化を守り、使い続ける文化を育てていきます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。