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2025年秋、山形美術館に視覚障害者向けアプリ「ナビレンス」を設置する社会実験

文化施設のアクセシビリティ向上を目指して

山形美術館さんと連携し、視覚障害者向け支援アプリ「ナビレンス」の社会実験を行うプロジェクトが注目されています。アクセシビリティとは、誰もが製品やサービスをスムーズに利用できる状態を指しますが、現状の文化施設では利用が困難な方もいらっしゃいます。今回の取り組みでは、ナビレンスを美術館に設置し、視覚障害者の方が作品の解説や位置情報をスマートフォンで簡単に取得できる環境を整えます。これにより、より多くの方が文化芸術を楽しめる社会の実現を目指しています。

ソーシャルビジネスの新たな可能性

このプロジェクトは、視覚障害のある当事者の声を起点に、デザイナーの菊地純さんが企画・推進しています。資金調達も含めたデザインの手法を用いることで、地域にソーシャルビジネスや中間支援の仕組みを育てることを目指しています。山形県内での実証実験を成功させることで、他の地域や分野にも広がる可能性が期待されており、マイノリティの声が社会に届く新しいモデルケースとなるでしょう。

誰もが参加できる社会の実現へ

文化施設のアクセシビリティ向上は、文化芸術基本法や障害者差別解消法の観点からも重要な課題です。視覚障害者の方が美術館での鑑賞体験を共有できることは、社会参加の一環として大きな意味を持ちます。今回の社会実験は約6ヶ月間行われ、体験会も複数回予定されています。多様な人々が共に楽しめる社会を目指し、ナビレンスの導入がその一助となることを期待しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

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