自転車イベントで岩手県陸前高田市/大船渡市に全国からエールを-ツール・ド・三陸-
ツール・ド・三陸とは何か
ツール・ド・三陸は、岩手県の陸前高田市と大船渡市を舞台にした地域支援型のサイクリングイベントです。毎年夏に開催され、今年で14回目を迎えます。全国から多くのライダーが集まり、海や山の美しい景色を楽しみながら公道を走るこのイベントは、東日本大震災の復興支援を目的に始まりました。地元の方々の温かい支援もあり、長年にわたり継続されています。地域の活性化と復興支援を両立させる貴重なイベントとして、多くの人々に親しまれています。
新たに始まるエンデューロレースの魅力
2025年8月30日には、ツール・ド・三陸の前日に「ツール・ド・三陸エンデューロ」という耐久周回レースが新たに開催されます。これは1周1.2kmの公道を利用した特設コースを使い、60分または120分の時間内で周回数を競うレースです。高校生以上から参加可能な120分の部と、小学5年生以上が参加できる60分の部があり、ソロやチームでの参加も可能です。電動アシスト自転車も使用できるため、幅広い層が気軽に楽しめる内容となっています。さらに、冠協賛プランも用意されており、企業や団体の支援も募っています。
地域支援とリターン内容について
このエンデューロレースは、2025年2月に発生した大船渡市の大規模山火事の影響を受けた地域の復興支援を目的にクラウドファンディングで資金を募っています。支援者には、参加エントリー料金の割引や、地元陸前高田市・大船渡市の新鮮な牡蠣の食べ比べセット、オリジナルTシャツなど多彩なリターンが用意されています。地域の事業者と連携し、経済効果を生み出すことを目指している点も特徴です。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。