日本の原風景、「美山」に音楽を届けたい! 〜第3回美山音楽祭〜
第3回美山音楽祭とは
「美山音楽祭」は、京都の南丹市美山町で毎年開催されている無料の音楽イベントです。2023年7月に初開催され、今年で第3回目を迎えます。今回のテーマは「協:Concerto Grosso(合奏協奏曲)」で、一人ひとりが主役でありながら、共に心を合わせて奏でるオーケストラの一員であることを表現しています。自然豊かな美山の地で、音楽を通じて協力や協調の輪が広がることを願い、多彩な演奏が繰り広げられます。昨年は町内17会場で34公演が行われ、延べ1,500名以上の来場者を迎えました。今年は約200人の出演者が参加し、さらに規模が拡大する見込みです。
主催団体「今様音楽企画」について
主催する今様音楽企画は、2023年に設立された音楽とアートの普及を目指す団体です。代表の内海恵さんをはじめ、作曲家の川合清裕さん、仮屋賢一さん、連一矢さんがメンバーとして活動しています。関西を中心に演奏や作曲、教育に携わる彼らが、美山の地元の方々との出会いをきっかけに音楽祭を立ち上げました。地元の小学校とも連携し、児童たちがテーマソングの作詞作曲や合奏に参加するなど、地域と一体となった取り組みが特徴です。音楽祭は地域の魅力発信や若手音楽家の活躍の場としても重要な役割を果たしています。
クラウドファンディングの目的と支援のお願い
美山音楽祭は全公演無料で提供されているため、運営には多くの費用がかかります。プロの演奏家の出演や会場設営、広報物の作成など、質の高い音楽祭を継続するためには資金が必要です。これまで運営メンバーの自己負担で赤字を補ってきましたが、持続可能な開催のために今回初めてクラウドファンディングに挑戦します。支援者にはオリジナルグッズなどのリターンも用意されており、地域と音楽を愛する多くの人々の参加を呼びかけています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。