子どもたちが安心して生きていける未来の為に
海洋ごみ問題を芸術で伝える新たな挑戦
福岡県北九州市在住の方が立ち上げた「一般社団法人 Re-EARTH Creative Futures」は、海洋ごみ問題に対して芸術表現を通じて社会に問いかける活動を展開しています。仕事中の怪我をきっかけに環境問題に真剣に向き合うようになった代表者さんは、ボランティア団体「われら海岸探偵団」の清掃活動に参加し、集めた海洋ごみの写真を素材にモザイクアートを制作。子ども主体の環境教育イベントとして、未来の社会を考えるきっかけを提供しています。
モザイクアートで「自分ごと」に変える取り組み
このプロジェクトは、海洋ごみという深刻な環境問題を、単なる情報としてではなく「自分ごと」として捉えてもらうことを目指しています。数千枚の海洋ごみの写真を組み合わせて、美しい海の姿を描くモザイクアートは、「美しさの裏にある真実」を伝える強力なメッセージとなります。展示は北九州市のタカミヤ環境ミュージアムで行われ、子どもと大人が共に考え、対話できる場を創出。参加型ワークショップも企画され、環境教育の専門家の協力のもと、子どもたちが主体的に学べる機会が提供されます。
未来へつなぐ社会的意義と今後の展望
このプロジェクトは、単なるアート展示にとどまらず、地域社会や教育現場に波及効果をもたらす文化芸術事業として位置づけられています。展示作品は縦2m×横4mの大作で、教育的価値も高い取り組みです。今後も清掃活動やワークショップを継続しながら、海洋ごみ問題への意識を広げていく計画です。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。