被災地に志ある若者を届け、一刻も早い復旧復興の力に!全国規模の基金にする!
若者の災害支援を後押しする基金
「動きたい。でも動けない。」そんな声を多くの大学生から聞いてきた一般社団法人BOSAI Edulabの上田啓瑚さんたちが立ち上げたのが「ユース災害ボランティア基金」です。被災地でのボランティア活動に参加したい若者たちが、交通費や宿泊費の負担で諦めてしまう現状を変えるため、全国の大学生が災害時だけでなく平時から継続的に支援に関われる環境づくりを目指しています。基金は学生の交通費や滞在費、活動に必要な装備の購入費用を支援し、災害ボランティアの基礎知識を学ぶ研修も提供しています。
これまでの活動と実績
2024年度には、全国40の大学から延べ288人の学生が能登半島地震や山形県豪雨の被災地でボランティア活動を行いました。学生たちは事前研修を受け、現地でのニーズに応じた支援を実施しています。上田さん自身も大学時代から熊本地震や能登半島地震の被災地で活動してきた経験があり、その想いをもとに基金設立に至りました。現在は防災科学技術研究所に勤務しながら、若者と地域をつなぐ取り組みを続けています。基金には同じ志を持つ大学生や社会人、関連団体も参加し、実行チームとして日々活動しています。
支援の輪を広げるために
この基金は、学生の交通費や宿泊費の補助、研修教材の作成、広報活動などに活用されます。学生は事前研修の受講や参加レポートの提出などの条件を満たしたうえで選定され、活動後に交通費が支給されます。若者が災害時にすぐ動ける社会をつくるため、皆さまの支援が必要です。未来を担う若者たちの一歩を後押しするこの取り組みに、ぜひご注目ください。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。