“かかりつけの安心”をつなぎたい。20年地域に根差した整骨院の継続と新しい風を。
地域に愛され続けた整骨院の再出発
千葉県松戸市で長年親しまれてきた「はちがさき鍼灸整骨院」が閉院の危機に直面しています。そんな中、かとう治療室の代表である加藤なおきさんが、10年前に働いていたこの場所を引き継ぎ、新たな形で地域の「かかりつけの安心」をつなげるためにクラウドファンディングを立ち上げました。加藤さんは自身もパニック障害を克服した経験を持ち、身体だけでなく心の健康も大切にする施術を提供しています。地域の方々にとって欠かせない存在であった整骨院を、これからも守り続けたいという強い思いが込められています。
地域の暮らしに寄り添う新たな整骨院
この整骨院があるさくら通りは、自然豊かで穏やかな雰囲気の町です。坂が多く車がないと不便な地域であり、高齢者や子育て世代、学生など幅広い世代が暮らしています。加藤さんは、世代を問わず心身の不調に寄り添い、病院に行くほどではないけれど不安を感じる人たちの「身近なかかりつけ」としての役割を果たしたいと考えています。新しい屋号「Plus+e」には、身体・心・個性を統合し、健康にプラスの効果をもたらすという意味が込められており、地域の健康を支える拠点として期待されています。
支援で実現する安心の場づくり
今回のクラウドファンディングで集まった支援金は、20年の歴史を持つ整骨院の内装や設備の整備に充てられます。壁紙やカーペットの張り替え、清掃など、居心地の良い空間づくりを目指しています。加藤さんは「やらない理由」ではなく「どうやったらできるか」を考え、地域の皆さんに安心して通ってもらえる場所をつくる決意を新たにしています。40歳という節目に挑戦するこのプロジェクトは、地域の健康を支える新たな一歩となるでしょう。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
