象の孤児院へ・はなのてぬぐいプロジェクト
象の孤児院支援の新たな取り組み
「象の孤児院へ・はなのてぬぐいプロジェクト」は、俳優で自然保護活動家の華みきさんが発起人となり、スリランカの象の孤児院を支援するために立ち上げられたクラウドファンディングです。母を失った子ゾウたちが暮らす孤児院に支援物資を届けるとともに、その活動を記録したドキュメンタリー制作を目指しています。プロジェクトの特徴は、支援の形として日本の伝統的な「てぬぐい」を活用し、日常生活の中で自然へのまなざしを育むことを目指している点です。てぬぐいの売上の一部が孤児院の支援に充てられ、象と人との共生を広く伝える架け橋となっています。
象の孤児院と保護の現状
スリランカのピンナワラ象の孤児院は、1975年に設立され、親を失った子ゾウたちの命をつなぐ重要な施設です。象たちは野生に戻ることはできませんが、文化行事への参加や地域の雇用創出など、社会的な役割を担っています。一方で、森林伐採や人間との衝突、密猟などによりスリランカゾウは絶滅の危機に瀕しており、孤児院の運営も厳しい状況にあります。こうした背景から、継続的な支援と保護活動の発信が求められており、本プロジェクトはその一助となることを目指しています。
プロジェクトの展望と参加方法
このプロジェクトは、てぬぐいの販売を通じて支援を集め、2026年初夏には華みきさんが現地を訪問し、支援物資を直接届ける予定です。訪問後はドキュメンタリーの制作や報告会を開催し、支援者に活動の成果を伝えていきます。将来的にはNPO設立や子ども向け絵本の制作など、象と自然の共生を広げる取り組みも計画されています。支援はプロジェクトページの「リターンを選ぶ」からてぬぐいを購入する形で参加できます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。