放置竹林の竹で作る手作りランタン「竹ぼっくり」
竹素材の新しい灯り「竹ぼっくり」
福岡県苅田町の有限会社ラップ/LLworksが手掛ける「竹ぼっくり」は、国産竹の集成材を使ったランタンシェードです。Goal Zero Micro Flashに対応し、レーザー加工と手作業で丁寧に組み立てられています。和のデザインが幻想的な光と影を生み出し、キャンプや室内の間接照明としても活躍します。放置竹林の竹を活用し、環境問題と地域資源の課題に取り組む新たな試みとして注目されています。
放置竹林問題への挑戦と製品開発
福岡県は竹の生産量が多い一方で、放置竹林の拡大が地域の景観や生態系に悪影響を及ぼしています。有限会社ラップ/LLworksはこの課題に着目し、竹を持続可能な素材として活用する道を模索してきました。現在は高知県産の竹集成材を用いて製品化に成功し、今後は福岡県産竹の利用も目指しています。製品は細かなパーツを手作業で組み立てており、耐久性向上のための真空含侵処理設備の導入も計画中です。
支援で広がる未来の竹ものづくり
今回のクラウドファンディングで集まった支援金は、材料費や加工費、設備投資、パッケージ開発、広報活動に活用されます。竹ぼっくりを通じて、地域資源の循環型利用や環境保全型のものづくりを推進し、竹の魅力を多くの人に伝えたいと考えています。今後は照明器具やインテリアなど新たな製品開発も視野に入れ、地域と共に持続可能な未来を目指しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。