人口最少県“鳥取県“。中高生と大学生がゴミ拾いで地方創生
鳥取県で始まる環境育成プロジェクト
鳥取県境港市に2024年7月に設立された一般社団法人EDA(環境育成協会)は、地域の環境保全と地方創生を目指す新しい団体です。昨年開催された「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバル in 境港」をきっかけに、学生や自治体、市民とのつながりを深め、環境・観光・教育の課題に取り組んでいます。特に、人口最少県である鳥取県の中高生と首都圏の大学生が交流しながら地域の魅力を再発見し、関係人口の拡大を図ることが狙いです。
世代を超えた交流と地域活性化の取り組み
本プロジェクトの中心となる「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバルin弓ヶ浜」は、地元の中高生と県外から集まる大学生が一緒にゴミ拾いを行い、世代や地域を超えた交流を促進します。単なる清掃活動にとどまらず、観光や食文化を体験しながら地域の課題を考える実践型の学習プログラムです。参加者は環境問題だけでなく、教育格差や情報格差についても理解を深め、将来的な地域への関わり方を考える貴重な機会となっています。
持続可能な地域づくりへの支援を募集
今年は米子市まで活動エリアを拡大し、首都圏の大学生ボランティア約120名と地元中高生約40名の参加を目指しています。交通の便が悪い地域での開催のため、運営ボランティアの交通費など資金面での支援が必要です。リターンには地元の門永水産提供のズワイガニや西京漬けセットなどが用意されています。地元の若者と首都圏の学生が協力し、地域課題に取り組む場づくりを継続するために、ぜひご協力ください。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。