SHINARI新挑戦!姫路の古長屋からはじまる 「手仕事と対話」のアトリエづくり
兵庫県発の革製文房具ブランドSHINARIとは
SHINARIは兵庫県神崎郡神河町で夫婦二人が営む革の工房です。大塚浩司さんは豊岡市のToyooka KABAN Artisan schoolで鞄製作を学び、卒業後に関連企業で経験を積んだ後に独立。大塚小春さんはガラス作家と金工作家の両親のもと育ち、デンマークの手工芸学校を修了後、同じくToyooka KABAN Artisan Schoolで学びました。二人は文具メーカー主催のイベントや百貨店催事、国内ペンショーなどで製品を販売し、全国各地で認知度を高めています。長く使える革製品を丁寧に手作業で作り続けている点が特徴です。
アトリエ店舗開設の理由と魅力
SHINARIが新たにアトリエ店舗を姫路市に開設する理由は三つあります。まず、製作の空気感を直接伝えたいこと。手作業でのデザインや型紙製作、素材選びの過程を見ていただくことで、製品への親しみが深まります。次に、ゆっくり革を選びながらオーダー製作を充実させたいこと。イベント販売では限られた革やサンプルしか見られなかったため、店舗でじっくり相談できる環境を整えます。最後に、文具以外の鞄や財布など新たな製品展開を強化したいという思いもあります。店舗は姫路城近くの歴史ある長屋を改修し、昔ながらの趣を生かした空間になる予定です。
リターン内容と今後の展望について
今回のクラウドファンディングでは、支援者に向けて限定アイテムを用意しています。昭和の万年筆ニブをモチーフにしたキーホルダーや革の栞、万年筆インクのコラボ商品、スマートウォレット「FOLDO」の特別バージョンなど多彩です。また、店舗ではオーダー製作やLeather Plantsの製作にも力を入れていく計画です。スケジュールは8月に開始し、11月に新店舗のプレオープンを予定しています。暮らしに長く寄り添う一点ものを生み出す場として、今後の活動に期待が高まります。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。