抗菌・抗バイオフィルム技術で未来を守る研究プロジェクト
抗菌・抗ウイルス技術の新たな挑戦
大阪府堺市に拠点を置く株式会社BELの代表、兼松秀行さんは、40年以上にわたり材料科学の研究に携わってきました。現在は抗菌・抗ウイルス・抗バイオフィルム機能を持つ新素材やコーティング技術の開発に注力しています。兼松さんは、大学や研究機関での教育・研究活動を続けながら、社会に役立つ技術を広げるために2024年に株式会社BELを設立しました。今回のクラウドファンディングは、最新技術を活用した抗菌・抗バイオフィルムコーティングの研究開発を加速させることを目的としています。
プロジェクトの背景と目標
細菌やウイルスは表面に付着するとバイオフィルムを形成し、感染症の拡大や食品の劣化、機器の腐食などさまざまな問題を引き起こします。兼松さんのプロジェクトでは、3Dプリンティングやデジタルツインなどの先端技術を組み合わせ、これらの問題を解決する新しい抗菌・抗バイオフィルムコーティングの開発を目指しています。これまでの学術研究の成果を社会に実装し、次世代の安心・安全に貢献することが大きな目標です。
支援の活用とリターン内容
現在、実験設備や基礎技術は整っており、試験片の作製や評価の予備実験が進められています。クラウドファンディングで集まった資金は、実験資材や評価試験費用に充てられ、研究のさらなる加速に役立てられます。リターンは物品ではなく、兼松さんの長年の研究経験を活かした「知識と技術相談」が用意されています。個人向けのオンライン相談から、研究者や企業向けの専門技術相談まで幅広く対応しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。