えいこばの本『八丈島の猫学』出版記念 ― 島猫保護活動を応援しよう!
八丈島の猫文化を伝える新刊
今回ご紹介するのは、八丈島の名物女将・福田栄子さん(愛称えいこば)がまとめた書籍『八丈島の猫学』の出版を記念したクラウドファンディングです。えいこばさんは60年以上にわたり民宿「ガーデン荘」を営み、島の海の幸を活かした島寿司と豪快な話術で多くの人々に愛されてきました。近年は猫の不思議な力に魅せられ、島に伝わる猫にまつわる伝説や怪異譚を聞き取り、自らの言葉で記録しています。本書は、そんな八丈島の猫文化を深く掘り下げた一冊です。
クラウドファンディングの目的と内容
このプロジェクトは、書籍の制作費用の補填と、売上の一部を八丈島の保護猫活動に寄付することを目的としています。書籍はすでに入稿済みで、9月10日頃から書店やAmazonで販売開始予定ですが、制作費が当初の予算を大きく超えたため、追加の支援を募っています。リターンはえいこばさんのサイン入り書籍が中心で、寄付額が多いプランも用意されています。保護猫団体「島猫ニャンとかする会」を通じて、寄付金は島の猫たちのために活用される予定です。
猫と島の文化をつなぐ一冊
『八丈島の猫学』は、八丈島と青ヶ島に伝わる24の猫にまつわる「化かされた」「だまされた」話を収録し、文化人類学者や言語学者の監修も受けています。えいこばさんが描いたイラストや地元アーティストの地図も掲載され、島の魅力が詰まった内容です。猫の奥深い世界を知りたい方や、島の文化に興味がある方におすすめの一冊です。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。