背中で座る、新しい発想。 円背の方が“まっすぐ座れる”『troneチェア』
背中で支える新発想の椅子
高齢者の円背（背中の丸まり）による座る苦痛を解消するために開発された「troneチェア」は、背中で支える独自の背もたれ構造を持つ画期的な椅子です。理学療法士の大渕哲也さんと“椅子の神様”と称される家具モデラーの宮本茂紀さんが協力し、背中の丸みに沿って支えながら自然に背筋を伸ばせる設計を実現しました。これにより、前かがみになりがちな姿勢を改善し、長時間座っても疲れにくく、お尻の痛みも軽減されます。
専門家の知見と匠の技が融合
troneチェアは、車椅子シーティングの専門家である大渕さんの豊富な知識と、宮本さんの家具製作技術が融合して生まれました。背もたれには3段階のクッション材を配置し、骨盤をしっかり支えながら背中をやさしく包み込みます。さらに、座面の角度調整や握りやすい擬宝珠アームなど、使う人の立ち座りをサポートする工夫も施されています。3年半以上の試作を重ね、実際に高齢者の声を反映した安心の設計です。
クラウドファンディングで広がる座る喜び
このプロジェクトは、troneチェアの普及を目指し、試座イベントや展示会の開催を通じて多くの高齢者や家族に快適な座り心地を届けたいと考えています。支援者にはオンライン講座やリアル講座、さらには椅子の購入プランなど多彩なリターンが用意されており、専門家による姿勢カウンセリングも受けられます。円背で座るのがつらい方々の生活の質を向上させるこの取り組みを、ぜひ応援してください。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
