医療が届かない場所へ、希望をつなぐ。義肢装具士の未来を守る挑戦。
義肢装具士の人材不足が招く課題
義足を必要とする患者さんが増える一方で、義肢装具士の人材不足が深刻な問題となっています。特に地方では、義肢装具士が不足しているためにリハビリ施設まで片道3〜4時間かけて通わなければならず、その負担から義足を諦めてしまう方も少なくありません。この背景には、学生時代の情報不足や早期離職といった医療現場の構造的な課題があり、若手が育たず定着しない現状があります。
ジョブハッピーが目指す医療人材の未来
この課題に対し、「ジョブハッピー」は学生から新社会人、そして医療現場までの情報不足や孤立、ミスマッチを解消する仕組みを提供しています。就職前には求人検索や施設見学依頼、履歴書作成などを一元化し、キャリア講義やメンター制度で学生を支援。就職後も継続的な伴走や相談支援、再挑戦サポートを行い、若手が安心して働き続けられる環境づくりを進めています。これにより、医療の担い手が育ち、地域医療の崩壊を防ぐことを目指しています。
クラウドファンディングで広がる支援の輪
現在、ジョブハッピーは全国の義肢装具士事業所の64％で導入され、2025年11月の日本義肢装具学会での正式出展を経て、全国展開の準備が最終段階に入っています。今回のクラウドファンディングは、開発や学校連携を加速させるための重要な一歩です。支援者のお名前は公式サイトに掲載され、医療と教育をつなぐ新たなインフラづくりに貢献できます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
