樹齢80年超のケヤキを未来へつなぎたい!定禅寺通の記憶を刻む「ケヤキのつづき」
定禅寺通のケヤキを未来へつなぐ取り組み
仙台の象徴とも言える定禅寺通のケヤキ並木は、多くの人々の思い出とともに街を見守ってきました。しかし、近年病気や衰弱により伐採された5本のケヤキが、市内で保管されているものの活用方法が決まっていない現状があります。そんな中、「ケヤキのつづき」プロジェクトは、これらの木に新たな命を吹き込み、定禅寺通の歴史や風景を日用品や家具として未来へつなげたいという想いから始まりました。伐採されたケヤキの木目の美しさや強さを活かし、街への愛着を感じられる製品づくりに取り組まれています。
日用品から大型家具まで多彩な製品展開
プロジェクトでは、まずコースターや壁掛けアート、表札、一輪挿しなど、暮らしに寄り添う日用品を製作しています。特にケヤキの樹皮を使った染織物は、仙台の染織家さんの手によって美しい色合いに染め上げられ、街の歴史を色に変える試みとして注目されています。さらに、将来的には乾燥・保管を経て、長く愛されるテーブルやイスといった大型家具の制作も目指されています。これらの製品には「Lived in Jozenji street」という刻印が入り、ケヤキが歩んできた時間の証として大切にされています。
地域と共に歩む持続可能な街づくり
このプロジェクトは、単に木材を活用するだけでなく、仙台市が推進するエシカル消費のモデルケースとしても位置づけられています。製品の販売利益の一部は定禅寺通まちづくり基金に寄付され、街の緑化やイベント開催などに役立てられます。伐採されたケヤキが新たな形で人々の暮らしを見守り、その収益がまた街の未来を支える循環を生み出すことを目指しています。多くの職人さんやクリエイター、学生さんたちが力を合わせて進めるこの取り組みは、定禅寺通の歴史と人々の想いをつなぐ温かな物語です。詳しくは、プロジェクトページをご確認ください。