大海原を旅した漁網があなたの相棒に。廃漁網を再生したコレクションを、気仙沼から。
気仙沼の廃漁網を活用した新素材
宮城県気仙沼市を拠点に活動するamu株式会社が、廃棄されていた漁網を再生した素材「amuca®」を使ったオリジナルコレクションを発表しました。海洋プラスチックごみの約60%を占める漁具・漁網の問題に着目し、廃漁網をただのゴミではなく地域資源へと変える取り組みです。amuca®は高品質なナイロン素材として再生され、耐久性や撥水性にも優れているため、日常使いからアウトドアまで幅広く活用できます。
地域の声を反映したデザインと機能性
今回のBuddy Collectionは、気仙沼の漁師さんや地元の方々の意見を取り入れて開発されました。濡れた手でも扱いやすく、風雨に強い設計が特徴です。ファスナーの配置やフィット感など、過酷な環境でも使いやすい工夫が施されています。また、気仙沼の伝統行事や自然をモチーフにしたオリジナルテキスタイルを採用し、地域の文化を継承するデザインも魅力のひとつです。バッグやTシャツ、お守りなど7種類のプロダクトが揃い、どれも長く愛用できるアイテムとなっています。
持続可能な未来を目指すプロジェクト
amu株式会社は、廃漁網の回収から素材化、商品開発まで一貫して行い、地域や漁業の持続可能な発展を支えています。設立から約2年で100以上の漁港を訪れ、40人を超えるメンバーと共に活動の輪を広げてきました。今回のクラウドファンディングでは、amuca®の魅力をより多くの人に知ってもらうための体験イベントや法人向けプランも用意されています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。