沖縄で闘牛に挑む少女達と、それを導く女性のドキュメンタリー『角に咲く花』応援プロジェクト!映画『赦し』のアンシュルが監督 | MOTION GALLERY
女性が切り拓く石垣島の闘牛文化
沖縄・石垣島で伝統的に男の儀式とされてきた闘牛の世界に、日本初の女性組合長として上地かおりさんが登場しました。かおりさんは、二人の姉妹に牛の育て方や闘い方を教え、少女たちが自ら育てた牛で大人の男性に挑むという新たな闘牛の形を作り出しています。八重山闘牛は、牛同士が力と意志を試し合う儀式的な戦いであり、血や剣を使わない独特の文化です。かおりさんのリーダーシップのもと、伝統を守りつつも女性の視点で新しい風を吹き込んでいます。
少女たちと家族が紡ぐ闘牛の未来
2023年に石垣島に移住した會田一家の二人の少女、陽咲ちゃんと悠埜ちゃんは、毎日学校の後に牧場へ通い、自分たちの牛の世話や訓練に励んでいます。家族全員で闘牛に向き合い、牛は単なる動物ではなく家族の一員として大切にされています。かおりさんは、彼女たちの成長の中に闘牛の未来を見据え、地域の伝統と新しい世代の融合を支えています。こうした日常の積み重ねが、石垣島の闘牛文化を次世代へとつなげているのです。
ドキュメンタリー制作と支援のお願い
この物語は、インド出身の映画監督アンシュル・チョウハンさんによる長期ドキュメンタリー映画として制作が進められています。2025年8月から2026年3月までの撮影期間中、少女たちの学校生活や闘牛の訓練、地域の行事などを丁寧に追いかける予定です。伝統と変化、女性の力をテーマにした本作は、国内外の映画祭での上映も目指しています。制作には多くの支援が必要なため、クラウドファンディングでの応援を募っています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。