俳優が韓国語の会話にも挑む! 韓・英・日本語の字幕付き上演を成功させたい! | MOTION GALLERY
多文化共生を描く舞台プロジェクト
今回ご紹介するのは、1943年の朝鮮半島を舞台にした演劇『玄海灘』の上演プロジェクトです。劇作家の有吉朝子さんが手がけたこの作品は、植民地時代の歴史を背景にしながらも、そこで生きた人々の葛藤や愛情を丁寧に描いています。日本語、韓国語、英語の字幕を付け、多様な文化的背景を持つ観客が同じ空間で共にドラマを体験できることを目指しています。
日韓文化交流の新たな挑戦
このプロジェクトは、韓国・ソウルでのフェスティバル参加や、韓国在住の演出家イ・ジェサン氏との協力を通じて、日韓の文化交流を深めています。キャストは初めての韓国語にも挑戦し、劇中では韓国語のセリフも取り入れられています。さらに、韓国語・英語・日本語の字幕制作には専門スタッフが携わり、多言語での上演を実現するための準備が進められています。
未来へつなぐ「玄海灘」の上演
2025年12月に東京・上野ストアハウスで上演予定の『玄海灘』は、友情や裏切り、愛といった普遍的なテーマを通じて、歴史の教訓を現代に生かす試みです。多文化のチームが一丸となり、言葉や国境を越えた共感の場を創り出そうとしています。字幕制作費用を中心にクラウドファンディングで支援を募っており、支援者には戯曲や韓国グッズなどのリターンも用意されています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。