映画『黒の牛』をフィルムプリントで観たいよね? 500年先の未来へ届けるための上映用フィルムプリント制作プロジェクト! | MOTION GALLERY
フィルム上映の魅力と未来への想い
映画『黒の牛』は、禅の「十牛図」に着想を得て、日本・台湾・アメリカの国際共同制作で8年の歳月をかけて完成した壮大な映像詩です。全編をフィルムで撮影し、坂本龍一さんの楽曲やリー・カンションさん、田中泯さんといった豪華なキャストが参加しています。監督の蔦哲一朗さんは、デジタル上映が主流となる中でも、フィルムプリントによる上映こそが本作の魅力を最大限に引き出すと考えられています。フィルムの持つ独特の質感や深みは、デジタルでは再現しきれない美しさがあり、観る人の心に強く響くと感じておられます。
フィルムプリント制作の意義と挑戦
蔦さんは、映画をフィルムで撮影することに強いこだわりを持ち、フィルムの保存性の高さにも注目されています。デジタルデータは時代の変化とともに消失する可能性が高い一方で、適切に管理されたフィルムプリントは500年先の映画ファンにも届けられる可能性があると語られています。今回のプロジェクトは、上映用のフィルムプリント制作費用を募るもので、これにより『黒の牛』のフィルム上映が実現します。蔦さんは、映画制作の本質を守りながら、フィルムの魔力を次世代に伝えたいという強い想いを持っておられます。
フィルム愛を育む活動と今後の展望
蔦さんと撮影監督の青木穣さんは、大学時代からフィルムの基礎を学び、自ら現像や編集を手掛けるなど、フィルムに対する深い愛着を育んできました。デジタル全盛の時代にあっても、映画はフィルムで撮るべきだという信念を持ち続けています。今回のプロジェクトでは、目標金額を超えた場合には35mmや70mmのフィルムプリント上映会も予定されており、フィルムの魅力を体感できる貴重な機会となるでしょう。詳しくは、プロジェクトページをご確認ください。