「沖縄のピカソ小波津有希」ダウン症重度画家の人生をマンガ化
ダウン症画家の物語をマンガ化
沖縄を拠点に活動する星野工房の野原勝実さんとマンガ家の座間味さんが、ダウン症重度の画家・小波津有希さんとその母・智恵美さんの人生を描くマンガ制作プロジェクトを立ち上げました。有希さんは会話ができない重度のダウン症A1ですが、母と二人三脚で絵を描き続けています。今回のプロジェクトは、有希さんの懸命な姿をマンガの力で広く伝え、同じような境遇の家族に希望を届けることを目的としています。
マンガ制作と寄贈で広がる支援の輪
制作されるマンガはオールカラー50ページで、セリフは日本語と英語の両方で表記されます。完成した作品は約1,000冊を製本し、沖縄県内の図書館や特別支援学校をはじめ、希望があれば県外や海外の施設にも寄贈される予定です。これにより、多くの子どもたちや家族が有希さんの物語に触れ、励まされることが期待されています。また、WEB掲載も計画されており、より多くの人々に届けられる工夫がなされています。
未来へつなぐ希望のプロジェクト
このプロジェクトは、有希さんの絵の魅力を沖縄だけでなく世界に発信し、同じように障がいを持つ家族やひとり親の子育てに悩む方々に勇気を与えることを目指しています。将来的には海外での原画展開催も視野に入れており、さらなる展開が期待されています。皆さまの支援によって、この感動の物語が多くの人の心に届き、希望の輪が広がることを願っています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。