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親を頼れず支援制度も対象外…ひとりで苦しんでいる若者を助けたい

親を頼れず、ギリギリの状況でSOSを出してくれた若者たちに、手を差し伸べられない社会を変えたい。

認定NPO法人ブリッジフォースマイルの林恵子です。ブリッジフォースマイルは、児童養護施設や里親家庭から18歳で社会に出る若者たちを、巣立ち前から巣立ち後まで支援している団体です。
20年前、まだ「児童虐待」をはじめ、「児童養護施設」で暮らす子どもたちがいることや、施設を退所した後も困難な状態に置かれていることなどが、ほとんど知られていない頃に活動を立ち上げ、これまでに子どもや若者7,000人ほどの支援に携わってきました。
今年4月、私たちの業界にとって画期的な動きがありました。改正児童福祉法の施行です。これまでは、児童養護施設等に入所などの“社会的養護出身者”だけだった支援対象者の枠組みが広がり、“親を頼れず困っている若者全般”が対象となったのです。
しかし、このように行政の支援が進みつつある一方で、自治体ごとの支援格差や制度のはざまで、多くの若者たちが支援の網からこぼれ落ちてしまっている現状があり、このままでは解決しないと危惧しています。
ブリッジフォースマイルは、社会的養護につながっていない、とりこぼされている子どもや若者、大人たちにも支援を広げるため、今年5月に「相談・支援情報ページ」を開設しました。
制度利用のしづらさや地域格差をなくし、必要な支援が届くように。

「親の暴力から逃げたい」「親から逃げてきたが生活が苦しい」「誰かに話を聞いてほしい」「死にたいし、殺したい」
開設から3週間、まだほとんど宣伝をしていない中、約48人から相談が寄せられています。
子ども時代に虐待などの困難を生き抜き、大人になっても生きづらさを抱え、生きることに絶望している若者たちのSOS。もう、私たち大人ができない理由を並べている時間はありません。
「助けて!」とやっと声をあげる場所を見つけてくれた人たちを、私たちは新たに支援していきます。

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