【地域が支える部活動】愛知・一宮市の新設吹奏楽部に楽器の購入支援を
尾州ジュニアウインドオーケストラの挑戦
尾州ジュニアウインドオーケストラは、愛知県一宮市を拠点に活動する新しい吹奏楽団です。地域の子どもたちが楽器演奏を続けられる環境が減少する中、学校の部活動だけに頼らず、地域で音楽を楽しみながら学べる場を作ろうと立ち上げられました。代表の平井尚之さんは、長年サックス奏者として指導に携わり、子どもたちが音楽を生涯の友にできるよう、本格的な指導体制を整えています。
活動の課題と支援の輪
このプロジェクトが直面している課題は「場所」「資金」「楽器」の三つです。活動拠点の確保は難航しましたが、地元の老舗服地会社・国島株式会社さんが会議室を提供し、問題を解決しました。また、資金面では市の補助金や尾西信用金庫さんの支援を受け、運営の目処が立っています。さらに、SNSでの呼びかけにより、多くの方から楽器の寄付も集まり、フルートやトランペットなど多彩な楽器が揃いつつあります。
未来へ向けた展望と参加の呼びかけ
尾州ジュニアウインドオーケストラは2025年10月に活動を開始し、2026年3月には初の成果披露コンサートを予定しています。今後は地域のイベント出演やコンクール参加も視野に入れ、子どもたちの成長と音楽の楽しさを広げていく計画です。地域の支援と協力が不可欠なこの挑戦に、ぜひ多くの方に関心を持っていただきたいと思います。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。