犬猫115頭の居場所を守り抜く、緊急シェルター増設プロジェクト
増え続ける保護依頼の現状
一般社団法人愛玩動物健康管理協会では、2025年10月時点で38頭の犬猫を保護しています。しかし、緊急性の高い保護依頼が急増し、現在は新たに猫約70匹と犬3匹の保護依頼が寄せられている状況です。保健所からの収容期限が迫る犬や、虐待やブリーダー崩壊現場からの引き取りなど、さまざまな背景を持つ動物たちが救いを求めています。これらの命を守るためには、迅速な対応と十分な受け入れ体制が必要ですが、現状の施設や人員では限界に達しています。
終生ケアと新たな保護体制の必要性
保護している犬猫の多くは、噛むリスクが高い超大型犬や疾患を抱える老犬、歩行困難な猫など、譲渡が難しい子たちです。こうした動物たちには終生ケアが不可欠であり、新たに設立された「駿河どうぶつケアハウス」での終生保護を計画しています。一方で、譲渡可能な犬猫は引き続き愛玩動物健康管理協会で保護し、新しい家族へつなげていきます。これらの活動を継続・拡大するためには、安心して過ごせる新しい居場所の確保が急務となっています。
クラウドファンディングで目指す新シェルター
今回のクラウドファンディングでは、事務所隣接地の購入と防音コンテナハウスの設置を目指しています。これにより、柴犬ブリーダー崩壊現場の9頭や新たに保護予定の猫70匹以上、犬3匹を含む多くの動物たちが、快適で安全な環境で暮らせるようになります。防音や空調完備の施設は、音恐怖症の犬や介護が必要な動物にも配慮した設計です。これまで一人で支えてきた保護活動を、より多くの方の支援で持続可能なものに変える挑戦です。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。