修理すれば、また鳴る。私たちの音楽、止めたくない
草加中央吹奏楽団の魅力とは
草加中央吹奏楽団は、埼玉県草加市を拠点に活動する市民吹奏楽団です。1985年に草加市立中央公民館の管楽器講習会を母体として誕生し、現在は10代から70代まで幅広い年代のメンバーが一緒に演奏しています。定期演奏会やクリスマスコンサートのほか、市民音楽祭や福祉施設での依頼演奏など、地域に根ざした多彩な活動を展開しているのが特徴です。特に「観て楽しいステージ」として知られ、観客を魅了する独特の雰囲気が多くのファンに支持されています。
楽器修理のためのクラウドファンディング
草加中央吹奏楽団が今回立ち上げたクラウドファンディングは、公民館で長年使用されてきた楽器の修理やメンテナンスを目的としています。多くの楽器は40年以上使われており、修理が必要な状態です。特に個人での購入や維持が難しいバスクラリネットやバリトンサックス、チューバなどの大型楽器や特殊楽器、さらにドラムセットやティンパニのヘッドなどの打楽器類を優先的に整備する計画です。これにより、より良い音楽環境を維持し、演奏の質を高めることを目指しています。
未来へつなぐ音楽環境の維持
このプロジェクトのビジョンは、40年以上使い続けてきた楽器をさらに10年、20年と未来の世代へつなげることです。公民館を拠点に、子どもたちや若者が本物の楽器に触れ、音楽を楽しめる環境を守り続けたいという強い思いがあります。地域の音楽文化を支える大切な取り組みとして、多くの人々の支援が期待されています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。