子どもをまんなかに。学校と家庭をつなぐスクールブリッジをつくりたい
学校と家庭をつなぐ新しい取り組み
一般社団法人CLUEが立ち上げた「スクールブリッジ」は、学校と保護者の間に安心して話せる場を作ることを目的としたプロジェクトです。先生の多忙さや保護者の相談しづらさから生まれるすれ違いを解消し、子どもたちが孤立しない環境づくりを目指しています。子どもを中心に、先生と保護者、地域がつながるきっかけを作ることがこのプロジェクトの使命です。
先生と保護者の負担軽減を目指して
現在、先生の精神的負担は増加しており、文部科学省の統計では2023年度に約7,000人の先生がストレスなどで休職しています。一方で保護者も「学校に言いづらい」と感じることが多く、相談できずに孤立してしまうケースが少なくありません。スクールブリッジは中立的な第三者として、LINE相談窓口の開設や学校との連携、保護者向け相談会の開催などを通じて、先生と保護者の負担を軽減し、子どもが安心して過ごせる環境を作ろうとしています。
スマホでつながる相談窓口の展望
スクールブリッジでは、スマートフォンから気軽に相談できる「LINE相談アプリ」の開発を進めています。このアプリは匿名で利用でき、保護者が抱える悩みを丁寧に受け止め、必要に応じて学校や専門機関へ橋渡しを行う仕組みです。地域・学校・家庭が互いに支え合い、子どもがのびのびと学べる社会を目指しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。