医療と地域が交わるコミュニティスペースを枚方市 御殿山に
医療と地域をつなぐ新たな挑戦
大阪府枚方市の福田総合病院が、開院50周年を迎える節目に新しいプロジェクトを始めました。病院の向かいにある空き物件をリノベーションし、医療現場で働く職員のための休憩室と、地域の方々も利用できるコミュニティスペースをつくる取り組みです。医療従事者の心身のケアを重視しつつ、地域との交流を深めることで、病院が「病気になってから行く場所」ではなく、日常的に気軽に立ち寄れる場となることを目指しています。
無印良品と連携した心地よい空間づくり
このプロジェクトでは、無印良品を展開する良品計画の協力を得て、誰にとってもやさしく居心地の良い空間を設計しています。木のぬくもりや自然光を活かしたインテリアに加え、1階にはDJブースも設置予定で、音楽を通じてリラックスできる環境を整えます。また、病院が運営する「ふくふくファーム」と連携し、地域の農作物を活用したマルシェや食の交流イベントも開催。健康づくりや予防医療の情報発信拠点としても機能する予定です。
地域と職員がつながる未来を目指して
完成後は職員専用の休憩スペースとしてスタートし、その後地域の方々にも開放されます。子育てサロンや囲碁サロン、ワークショップなど多様な活動が行われ、医療スタッフと地域住民が顔を合わせる“顔の見える関係”を育む場となることが期待されています。医療と地域が自然に交わる新しいモデルの第一歩として、多くの人々の支援を募っています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。