日本の音×舞がヨーロッパの文化と響きあう 新作舞台プロジェクト
日本伝統芸能と中欧音楽の新たな出会い
2026年春、日本の伝統芸能である能・箏・和太鼓が、チェコとポーランドの音楽家と共に新作舞台作品を世界初演します。公演はプラハ芸術アカデミーのマルティヌーホールや歴史的なクシアン城、日本美術技術博物館「Manggha」など、通常の観光では立ち入ることができない特別な文化拠点で開催されます。これらの会場は、日本文化フェスティバル〈SAKURA祭り〉や日本大使館、ワルシャワ大学との連携企画も含まれており、単なる公演にとどまらない深い文化交流の場となっています。
伝統芸能とヨーロッパ音楽の共同創作
本プロジェクトでは、完成された演目を披露するだけでなく、現地の音楽家と対等な立場で対話しながら新作を共同で創作します。チェコではドヴォルジャークのオペラ《ルサルカ》と能《羽衣》を題材に、「異界の存在と人間の切ない関係」を能・箏・和太鼓・ピアノで表現。ポーランドでは、アイヌ文化研究の先駆者ブロニスワフ・ピウスツキの生涯をテーマに、能・箏・和太鼓・チェロで「故郷とは何か」を問いかける舞台作品を上演します。これらの作品は、単なる異文化紹介ではなく、双方の文化が響き合う新たな芸術表現を目指しています。
文化交流を深める多彩な連携と展望
公演に加え、在チェコ共和国日本大使館やワルシャワ大学日本学科、在ポーランド共和国日本大使館と連携し、ワークショップやレクチャーも実施されます。これにより、作品の背景や思想を共有し、一過性に終わらない文化交流を育むことが期待されています。チェコやポーランドの歴史的背景や現代の社会情勢を踏まえながら、日本の伝統芸能が現地の人々と共に創り上げられるこの試みは、未来の国際文化交流の新たな一歩となるでしょう。詳しくは、プロジェクトページをご確認ください。