温かなぬくもりをもう一度。 高齢猫も安らげる保護猫カフェの新設へ
にゃんこ亭の多拠点保護活動とは
にゃんこ亭は東京と沖縄の2拠点で保護猫活動を展開している一般社団法人です。2020年に開設した「要にゃんこ亭」では、猫と人が直接触れ合いながら性格や特徴を理解したうえで譲渡を進め、これまでに700頭以上の猫たちの新しい家族とのご縁を繋いできました。沖縄の久米島にある「球美にゃんこ亭」では、外猫の過酷な環境や猫エイズキャリアの猫たちを中心に保護し、地域のボランティアと連携して年間200頭以上のTNR活動も行っています。さらに、2023年には東京・上板橋に「上板にゃんこ亭」を開設し、猫エイズキャリアの猫たちが安心して過ごせる環境づくりに取り組んでいます。
高齢猫のための新拠点開設プロジェクト
近年、高齢の飼い主さんの急逝や入院により行き場を失う高齢猫の保護依頼が増加しています。しかし既存の拠点は満床状態で、新たな猫を受け入れる余裕がありません。そこでにゃんこ亭は、東京・十条に高齢猫も穏やかに過ごせる新たな保護猫カフェ「十条にゃんこ亭(仮)」の開設を目指しています。この施設は、高齢猫の医療ケアや看取りにも対応できる体制を整え、猫たちが第二の猫生を安心して過ごせる場所となる予定です。持続可能な保護活動の基盤づくりとしても重要なプロジェクトであり、多くの方の支援を求めています。
未来へつなぐ命のバトン
にゃんこ亭は、保護猫カフェの収益を活用し、高齢猫の医療費やケアに対応しながら、終生預かりボランティアの仕組みや老猫ホームの設立も視野に入れています。これにより、猫と人が安心して共に暮らせる環境を広げ、命を守る活動を長期的に継続していくことを目指しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
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