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【火災からの挑戦】生活を彩る木製品と職人の技を未来へつなぎたい

小田原の木工場が火災から再建を目指す

神奈川県小田原市に拠点を置く株式会社ラ・ルースは、2024年12月に本社工場が火災で全焼するという大きな被害を受けました。創業から約30年、地域の間伐材を活用した木製品の製造で知られる同社にとって、工場の喪失は大きな打撃です。幸いにも従業員にけがはなく、近隣の方の迅速な通報で消火活動が行われましたが、30台の機械と事務所が焼失しました。現在は新たな拠点で一部の機械を稼働させながら、再建に向けて動き出しています。

地域と共に歩む木工の伝統と技術

ラ・ルースは1994年の創業以来、小田原の森から生まれる間伐材を活かし、職人の技術を継承しながら多彩な木製品を生み出してきました。代表的な製品「ひきよせ」は、平安時代から伝わる木地挽きの技法と特殊な接着技術を融合させたものです。また、地域の木工団地の一員として、木製品市や植林体験イベント「きまつり」などを通じて、森と暮らしをつなぐ活動も積極的に展開しています。こうした取り組みは、地域の自然環境保全と木工文化の発展に寄与しています。

クラウドファンディングで再建支援を募る

火災による損失の復旧には約1億円の費用が見込まれており、火災保険や補助金を差し引いても約3,000万円以上の資金が不足しています。そこで、ラ・ルースの仲間たちが中心となり「希望の木工場“ラ・ルース”再建プロジェクト」としてクラウドファンディングを立ち上げました。目標金額は300万円で、集まった資金は工場の解体費用や環境整備、機械の修理・購入に充てられます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

プロジェクトページはこちら

CROWDFUNDING

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