逆風を追い風に~未経験から全日本へ、挑戦する東京科学大学ヨット部
東京科学大学ヨット部の挑戦
東京科学大学体育会ヨット部は、1957年創部の歴史ある組織で、全員が大学からヨットを始めた未経験者ながら、470級とスナイプ級の2クラスで全日本インカレ出場を目指しています。ヨットは風の力を利用するスポーツで、技術だけでなく戦略も重要です。部員たちは理系の知識を活かし、日々練習に励んでいます。近年はOB・OGや外部コーチの支援もあり、着実に力を伸ばしてきました。2025年春の関東インカレではスナイプ級が入賞し、春の女子インカレではスナイプ級で優勝、総合で準優勝という快挙も達成しています。
全日本インカレ出場の意義と課題
全日本インカレは学生日本一を決める全国大会で、関東インカレの上位校が出場権を得ます。東京科学大学は470級とスナイプ級の両クラスでの出場を目標に掲げており、2025年春の関東インカレでは両クラスとも上位に食い込む成績を残しました。しかし、部員全員が未経験者であることや資金面の制約が大きなハンディキャップとなっています。特にヨットのセールは消耗品であり、性能維持のためには毎年の買い替えが必要です。資金不足により練習時間を削らざるを得ない現状が、目標達成の大きな壁となっています。
プロジェクトの概要と支援のお願い
このクラウドファンディングは、関東インカレで使用する新しいセールの購入資金を募るものです。インカレはスナイプ級と470級の各クラスで3艇ずつの団体戦であり、一番艇速に寄与が大きいスナイプ級はメインセール3枚、470級はスピンネーカーを3枚、合計6枚のセールを新調し、競技力の向上を図ります。部員たちは長期休暇中に葉山で週6日の合宿を行い、練習量の最大化に努めていますが、資金面の支援が不可欠です。今年こそ両クラスでの全日本インカレ出場を実現するために、多くの方々のご協力を期待しています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。