富山に“青い絶景”を―1万本のネモフィラプロジェクト
氷見あいやまガーデンの歴史と魅力
富山県氷見市に広がる西洋風庭園、氷見あいやまガーデンは、富山湾と立山連峰を一望できる丘の上に位置しています。四季折々の花々が咲き誇り、特に250種3,000株を超えるバラが咲くローズガーデンは多くの方に親しまれてきました。デートや写真撮影、コスプレやウェディングフォトのロケーションとしても人気があり、これまでに約50万人の来園者を迎えてきた自然豊かなスポットです。創設者の増井俊一さんは、「人が心から安らげる花の庭をつくり、100年先までつなげたい」という想いを胸に、世界各地の庭園を学びながら20年の歳月をかけてこの庭園を開園されました。
困難を乗り越え、新たな挑戦へ
近年はコロナウイルスの影響や連年の猛暑、地震などの自然災害により来園者が減少し、さらに昨年は害虫被害でフォーマルガーデンのシンボルであったヒメツゲが全滅するという大きな試練に直面しました。増井さんはこの状況をただ元に戻すのではなく、新たな景観を創り出すチャンスと捉えています。特に国営ひたち海浜公園のネモフィラの青い花畑に感銘を受け、氷見の自然が織りなす「氷見ブルー」と重ね合わせて、1万本のネモフィラで庭園を青く染めるプロジェクトを立ち上げられました。
春の新名所を目指すネモフィラプロジェクト
このプロジェクトでは、フォーマルガーデンと展望エリアにネモフィラを植え、春には海と空、そして青い花が一体となる美しい景観を創出します。ネモフィラは北陸の冬越しが難しいため、増井さんの花の生産農場で苗を育ててから植え付ける方法を採用し、成功率を高めています。また、ネモフィラフェアとして植栽イベントやマルシェ、フラワーアレンジメント教室、夜のイルミネーションなど、多彩な企画も予定されています。氷見あいやまガーデンの未来を見据え、地域の文化と自然を守り育てるこの取り組みは、多くの方に新しい春の風景を楽しんでいただけることでしょう。詳しくは、プロジェクトページをご確認ください。