ひとりじゃないを届ける!広島初の単独プライドパレードを開催したい!
広島初のプライドパレード開催へ
広島で初めてとなる「ひろしまプライドパレード2025」が、2025年10月11日(土)に開催されます。主催するのは、広島に縁のあるセクシュアルマイノリティ当事者やアライ(理解者)が集まった「ひろしまプライドパレード実行委員会」です。1994年に東京で初めて開催されたプライドパレードは、現在では多くの地方都市に広がっていますが、広島での単独開催は今回が初めてとなります。イベントのコンセプトは「今日はわたしを歩いてみたい」。多様な性のあり方を祝福し、広島全体で多様性を認め合う機運を高めることを目指しています。
実行委員長の思いと開催の背景
共同実行委員長のイチさんは、広島市出身で自身も性的マイノリティとしての生きづらさを経験してきました。仲間の存在を知らずに東京へ進学した経験から、「広島にも仲間がいる」と知ることで自分を認められる人が増えてほしいと願っています。近年、パートナーシップ制度の導入やメディアでの取り上げにより、性の多様性への理解は進んでいますが、まだ日常生活での表明は難しい現状があります。広島でのパレード開催は、当事者が孤独を感じずに生きられる社会づくりの一歩として期待されています。
支援のお願いと参加方法
「ひろしまプライドパレード2025」は、広島市のアリスガーデンを会場に、11時から16時までのイベントとして開催されます。パレードは14時から15時までの約1.5kmのコースを予定しています。現在、クラウドファンディングを通じて支援を募っており、返礼品には地元アートスペースHAP-Bのボーダレスアートを用いたグッズも用意されています。広島での初開催を成功させるために、多くの方の支援と参加が求められています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。