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【皇室儀制令100周年】“菊の御紋”から日本の近代・象徴天皇制を読み直そう!

菊の御紋をテーマにした新刊出版

紋章研究家の安田裕貴さんが、前作『「家紋の国」はいかに西欧化したのか』に続く新刊『菊の御紋──「日本」を創った花』の出版プロジェクトをクラウドファンディングで開始しました。本書は、日本の皇室の象徴である「菊の御紋」をテーマに、近代日本のナショナリズムや国家形成の歴史的背景を紐解く内容です。安田さんは、2019年の靖国神社参拝で感じた菊の御紋の二面性に着目し、これまであまり語られてこなかった菊の御紋の社会的・政治的な役割に迫ります。

近代日本史と菊の御紋の関係性

本書では、明治・大正・昭和の三代の天皇をはじめ、大韓帝国や満州国の皇帝たちの事例を通じて、菊の御紋がどのように近代国家の象徴として用いられてきたかを探ります。特に、近代日本の歩みを草花のライフサイクルに例える独自の構成で、歴史的な変遷をわかりやすく解説しています。こうした視点は、従来されてきた中世以来の朝廷文化としての紹介とは異なり、近代期におけるナショナリズムの観点から菊の御紋を再評価する試みです。

出版プロジェクトの詳細と支援のお願い

今回の書籍は、80ページ前後のリブレット形式で制作され、より多くの読者に親しみやすい内容を目指しています。電子書籍の配信も予定しており、2026年の皇室儀制令制定100周年に合わせた出版を計画中です。クラウドファンディングの募集期間は78日間で、目標金額は50万円に設定されています。支援者には多彩なリターンが用意されており、東京都内の菊の御紋を紹介する小冊子なども含まれています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

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