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SafeCrewProject始動!全国洋上不時着対応訓練で医療クルーの命を守る

ドクターヘリの全国普及と役割

救急ヘリ病院ネットワーク「HEM-Net(ヘムネット)」は、1999年に設立された認定NPO法人で、ドクターヘリの全国普及と質の向上を目指しています。ドクターヘリは医師や看護師を迅速に救急現場に送り届けるヘリコプターで、現場での応急処置が可能な医療機器を搭載しています。2001年の正式運航開始以来、全国47都道府県で運用されるまでに拡大しました。ドクターヘリは現場出動だけでなく、医療機関間の搬送や大規模災害時の活動も重要な役割を担っています。

安全確保のための洋上不時着対応訓練

2025年4月、長崎県壱岐島沖で起きた福岡県・和白病院の医療搬送ヘリの洋上不時着水事故により、医師、患者、患者の家族の尊い命が失われるという痛ましい出来事がありました。この事故により、わが国のドクターヘリ運航における安全対策の強化が、いかに急務であるかが鮮明となりました。
特に、ドクターヘリに搭乗し、日々私たちの命を救うべく最前線で活躍する医療クルー(医師・看護師)の安全確保は、何よりも優先されるべき課題です。万が一のことがあっても、彼らが自分自身を守り、患者やその家族の救命にあたる「洋上不時着対応訓練」は、早急に実施しなければならないものだと考えます。実際、欧米では当たり前にこうした訓練が行われています。
しかし、日本ではこうした訓練や安全装備に対して公的な補助もないうえ、訓練施設は国内(北九州)に1カ所しかなく、地域によっては高額な交通費もかかり、現在すべての訓練費用が個人負担になっています。
そのため医療クルーが訓練を速やかに実施できないという、厳しい現状に直面しているため、支援が求められています。

Safe Crew Projectの支援と今後の展望

HEM-NetのSafe Crew Projectは、医療クルーの命を守るための重要な取り組みです。支援金は訓練受講費や装備品、広報活動に活用され、透明性の高い運営が行われています。医療現場からも訓練の必要性が強く認識されており、多くの医師や看護師が受講を希望しています。今後もこのプロジェクトが広く理解され、支援が拡大することで、ドクターヘリの安全運航体制がさらに強化されることが期待されます。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

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