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能登半島 志賀・富来の復興支援(能登半島/羽咋/志賀/富来)

ひきしまクリニックは能登半島、石川県羽咋市にあるクリニックです。
ひきしまクリニックの理念は、『本当に必要な人や場所に必要な医療を届けたい』です。この想いから、外来の診療に加え、訪問診療や緩和ケアなども提供しております。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
令和6年1月1日16時10分、能登半島地震が起きました。当院がある羽咋市は震度5強を観測し、隣の羽咋郡志賀町(人口約1万8千人)では震度7を観測しました。
当院は大きな被害(断水はありましたが)もなくすぐに診療を開始できましたが、同じ羽咋郡市である志賀町(志賀地区・富来地区)では大きな被害を受けました。中でも、富来地区は建物の倒壊も多く、町内で唯一24時間救急対応ができる高次機能病院「富来病院」は、被害が大きく現在も通常通りの診療ができていません。当院の外来患者さんもこの志賀町や富来地区から来院されており、被害にあわれた方も大勢います。

2024.1.1 16:10 自宅で子どもと一緒に被災しました。(かつてない程の揺れがあり、机の下で子どもと地震が収まるのを待ちました)
津波警報が鳴り、家族とともに宝達志水町の志乎・桜の里温泉 古墳の湯へ避難しました。津波の心配が弱まり、病院の状態を見に行ったところ、羽咋市役所の避難所から、診察依頼があり向かいました。多くの人で溢れかえっている市役所内。必要な方々へ可能な限り診察を行いました。近隣の薬局にも協力してもらい、薬も届けました。

1.2
この日当院は休日当番医。やらない選択肢はないと思い、来ることができる職員全員に出勤をお願いし、断水の中、震災で怪我をした人や発熱がある人に診察を行いました。午後からは、少しでも被災した地域で生活されている方の医療サポートとして役に立てることはないかと考え、羽咋市内の巡回を行い、被災された方の怪我や病気の対応等を行ってきました。

1.3~
羽咋市以外(志賀地区、富来地区、富来病院)の指定避難所やその他の地域住民(富来商工会の協力のもと)からお聞きした自主避難所も何ヵ所も見て回り、災害関連死を少しでも抑えるため、医療を必要としている方への診療をしてきました。
震度の大きかった珠洲市や輪島市、七尾市での被害も大きいですが、羽咋郡市(特に志賀町富来地域)でも震災の影響が多くみられました。(あまりメディアでは取り上げられていないのが現状ですが)

そんな中、複数の他県からの医療チームも現地入りして活動をしていただき、行政や医療は少しずつですが機能回復しつつあります。

しかし、富来地区の中心である富来病院は病棟や手術室など病院全体の損壊がひどく、断水もあるため、現在も入院や手術を行える体制にはありません。

また志賀町全体でも震災の影響により生活困難な方が多く、現在も避難所での生活を余儀なくされている方が多くおられます。
そのため富来病院を中心に、医療設備品の購入や今後の羽咋郡志賀町の復興に充てるため、このプロジェクトを立ち上げました。

本来であれば、志賀/富来地域の方が中心となってこのプロジェクトを立ち上げるべきかもしれませんが、震災により大きな被害を受け、彼らは現地の復興のために尽力しています。そこで、まだ比較的被害の少なかった隣の羽咋市にある当院がこうして活動をさせて頂いております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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CROWDFUNDING

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