終戦80年を記念しての映像コンテストを開催したい
終戦80年を記念した青年フォーラム
「感謝の心をつなぐ青年フォーラム」は、毎年8月15日に靖國神社境内で開催されるイベントで、戦歿者追悼と世界の平和を祈る活動を続けています。平成27年の終戦70年を機に有志で結成され、令和6年には第10回目を迎えました。学生や青年、さらには海外からの留学生も参加し、若い世代が英霊への思いを語り継ぐ場として重要な役割を果たしています。今年は終戦80年の節目にあたり、新たに「伝えよう!英霊の思い映像コンテスト」を開催し、映像を通じて英霊の思いを広く伝える取り組みを進めています。
映像コンテストの意義と魅力
映像コンテストは、戦争の記憶や英霊の思いを若い世代に伝えるための新たな表現手段として企画されました。映像は文字や口頭の説明以上に、戦争体験や遺品、遺書の筆跡などを視覚的に伝え、戦争経験者の肉声を聞くことも可能にします。また、まだ知られていない郷土の英霊の物語を発掘し、形として歴史に残すことができる点も大きな魅力です。審査員長の柿崎ゆうじ監督のもと、国際映画祭にも出品できるような質の高い作品を目指しており、終戦80年の節目にふさわしい意義深い企画となっています。
終戦80年に込められた思い
終戦80年を迎え、戦争を直接知る世代が減る中、慰霊や顕彰の役割は次世代に引き継がれなければなりません。英霊の方々は特別な存在ではなく、家族や恋人を思う普通の青年でした。彼らの遺書には「私たちの死は無駄ではない。後に続く者たちがこの国を守り抜いてほしい」という強い願いが込められています。今を生きる私たちがその思いを受け止め、感謝の心をもって繋いでいくための映像コンテストに、ぜひともご協力いただければ幸いです。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。