「地域みんなでつくる、誰もが集える“医療と福祉の居場所”を仙台に」
地域に新しい居場所をつくる挑戦
仙台市で訪問看護を行う株式会社Uchi careが、地域の誰もが気軽に立ち寄れる“あたたかい居場所”づくりに挑戦しています。高齢者だけでなく、子育て中の親御さんや障がいを持つ方、仕事や介護に追われる方など、さまざまな人が孤独や疲れを感じる現代社会。このプロジェクトは、そんな声なき孤独に寄り添い、世代や壁を超えた交流が生まれるコミュニティスペースを目指しています。訪問看護の現場で感じた「何もない日にも自然と足が向く場所」の必要性から生まれたこの取り組みは、地域の人々が支え合い、笑い合える新しい居場所の創造です。
DIYでつくる共感とつながりの場
このプロジェクトの大きな特徴は、地域の皆さんと一緒にDIYで空間をつくることです。壁を塗ったり棚を組み立てたりする作業を通じて、「この町に自分の居場所がある」という感覚が育まれます。与えられる福祉ではなく、共につくる福祉を目指す新しい試みであり、健康相談や認知症カフェ、フットケア、子ども食堂など多彩な活動も予定されています。こうした取り組みが、地域の人々の生きがいややりがいを生み出し、最期まで安心して暮らせるまちづくりにつながることが期待されています。
誰もが参加できる地域共生の未来へ
このプロジェクトはUchi careだけの挑戦ではなく、地域みんなの希望でもあります。子どもから高齢者、障がいの有無に関わらず、誰もがそのままで存在でき、つながれる居場所をつくることが目標です。医療や介護が必要になる前から関わり合い、支え合うことで「最期までこの街で生きてよかった」と思える社会を目指しています。仙台から新しい地域福祉の形を共につくっていくために、多くの人の参加と支援が求められています。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。