天文台の灯守(あかりもり)になってください!
街中にある魅力的な天文台
静岡県沼津市にある「月夜のうさぎ天文台」は、酒屋の屋上に設置された珍しい私設天文台です。台長の矢田匠さんが中心となり、小学生の弟子たちと共に星空観望会を開催しています。街明かりが多い環境ながら、月や惑星、季節の星座を身近に楽しめるのが特徴です。大人向けにはお酒を片手に星空を楽しむ観望会も企画され、幅広い世代が気軽に参加できる場所として親しまれています。
老朽化した天文台の床を修繕へ
2024年秋に天文台のドーム床にキノコが生え、調査の結果、木製床材の腐食が判明しました。このままでは安全に観望会を続けることが難しくなっています。そこで、望遠鏡とドームを一時取り外し、防腐処理や耐久性のあるデッキ材の敷設を行う修繕プロジェクトが立ち上がりました。2025年10月の「第七回中秋の名月お月見会」までの完成を目指し、皆さまの支援を募っています。
未来へつなぐ星空の場を守る
この天文台は、子どもたちの星空への興味を育み、大人も癒される交流の場となっています。弟子たちも望遠鏡の扱いを学び、観望会を支える存在に成長しました。今回の修繕は、そんな大切な場所を未来へつなぐための取り組みです。星空を愛する多くの人々が安心して訪れ続けられるよう、ぜひ応援していただきたいと思います。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。