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令和6年能登半島地震|輪島塗職人の店 桂月堂を復活させたい!

石川県輪島市にて「 職人の店 輪島塗 桂月堂 」を営む 桂木 治と申します。このページをご覧いただきありがとうございます。桂月堂は、蒔絵師「桂月」を生業とする父が、50年以上前に始めた塗師屋(ぬしや;漆器の企画・製造・販売まで一貫して行なう漆器の工房)です。

私たち塗師屋の仕事は、お客様の要望を汲み、木地職人への発注から始まり、下地塗り、研ぎを繰り返しながら、中塗り、上塗りまで進め、蒔絵職人又は沈金職人の手で美しく絵付し、最後の呂色仕上げをした輪島塗を、お客様にお届けすることです。
私たちは、輪島塗を楽しんで使って頂けるように、お客様と向き合い、真摯に仕事をしてきました。

今から17年前の 2007年3月に能登半島を襲った地震で、店舗・工房兼家屋は半壊の被害を受けました。
そこから再建し、頑張ってまいりましたが、2020年からはコロナの影響で販路は縮小し、商売を継続出来るか不安な状況が続きました。
コロナが落ち着き、お客様のお顔を見ながら商品を紹介する機会が戻ってきて、頑張っていこうと気を引き締めたところでした。
2024年1月1日に発生した能登半島地震により、私共の生活は信じられない状況に一変しました。

このプロジェクトを立ち上げたのは、率直に申し上げると、私の力だけでは、店舗兼工房を再建して、新たな仕事を職人へ発注し、商売を再開することが難しいからです。
高齢の両親が元気なうちに、生涯職人でありたいと願う父に作品を作らせてあげたい。お客さまと話すのが大好きな母に、再開した店で接客をさせてあげたいからです。

輪島塗は、修理することができ、とても強く、次の世代に受け継ぐことが出来ます。
私たちは、輪島塗のように、立ち直り、職人として 次の世代へ繋げていくことが使命だと思っております。

輪島塗は、完成までには120以上の異なる工程を経てでき上がります。この工程は分業制なので、多くの職人が関わっています。
当店は、独立している職人に発注する形をとっています。だから当店が復興に向けて動き出すということは、そういった職人を支援することにもつながります。
輪島塗の伝統を途絶えさせないためにも、輪島塗を作り続けたい。輪島で踏ん張りたいと思っています。

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