1. HOME
  2. インタビュー
  3. アートを通して乳がんの啓発と罹患者を繋ぐ憩いの場を創っていきたい。

INTERVIEW

インタビュー

アートを通して乳がんの啓発と罹患者を繋ぐ憩いの場を創っていきたい。

今回お話を伺うのは、乳がんサバイバーでアーティストとして活動されている「EMI.. 」さん。EMI..さんのクラウドファンディングは、インタビュー時点で50名を超える方々に支持されています。そんなEMI..さんは、どのような想いで挑戦されているのでしょうか。それでは、早速お話をお聞きしたいと思います。

はじめに、EMI..さんが取り組まれている
プロジェクトについてお聞かせください。

はじめまして、EMI..と申します。私は、自身の闘病経験とアートを融合させ、乳がんの啓発と罹患者が繋がれる憩いの場を創りたいと考えています。

個展というアートの場だからこそ、ポジティブなエネルギーの中で、病の有無に関わらず「がん」について「生き方」についてフランクに語り合える空間を提供できると信じています。

このプロジェクトの背景には、年々AYA世代と呼ばれる若年層の癌が増えていること、検診率の低さや知識不足を改善したいという想いがあります。34歳で罹患した私の経験をアートを通して伝えることで早期発見に寄与すること、乳がん患者やその周りの人々にとって大きな力となることを願っています。

目標金額の達成、おめでとうございます!
挑戦するうえで、大切にされていることはありますか?

ありがとうございます!プロジェクトを立ち上げた時は、こんなに応援して頂けると思っていなかったですし、まさか公開初日に目標を達成するなんて想像もしていなかったので、本当にびっくりしています。ご支援頂いた皆様には本当に感謝しています。この場を借りて御礼申し上げます。

挑戦するうえで大切にしていることは「想いを繋ぐ」ことです。実際に個展会場には行けないけれど、来場者の笑顔を想像して支援してくださる方がほとんどです。

病だけでなく、つらい時に助けてもらった感謝の気持ちを今困っている誰かの力になって恩返ししたい。そんな考えを持つ人はたくさんいます。IT化やコロナ禍で人と人の間に距離が生まれてしまったけれど、本来、人は手と手を取り合える距離で支え合って生きていて、ありがとうと言われた時に幸せを感じる生き物です。そんな想いをカタチにし、関わってくださった全ての方の想いを繋ぐことを大切にしています。

どのような未来を創っていきたいか、
最後に 今後の展望をお聞かせください。

今後は、横浜、福岡はじめ全国で開催し、お近くの方々と交流できることを楽しみにしています。
ちょっと人より早めに罹患したこの経験をお互いに、そしてこれから経験するかもしれない方へ、笑顔で話し合える環境をつくりたいと考えています。ひとりでも多くの方の早期発見、闘病の不安解消に寄与できることを願っています。

クラウドファンディングも引き続き実施中で、現在、福岡での個展開催目標50万円まであと少しです。引き続き多くの方にご支援いただきながら「アートを通して乳がんの啓発と罹患者を繋ぐ憩いの場」を創っていきたいと思います。

▼EMI..さんのプロジェクトはこちら
シコリからインスピレーションを受けたアートで乳がんの啓発と憩いの空間をつくりたい
https://camp-fire.jp/projects/view/724965

『クラウドファンディング名鑑』では、みなさんの挑戦をご紹介しています。
名鑑掲載をご希望の方は、下記の掲載受付フォームよりお問い合わせください。

INTERVIEW

未来を創る挑戦者