子育てを”地域総力戦”に。VIA STATION名古屋始動!
名古屋藤が丘に新拠点「VIA STATION」誕生へ
名古屋市藤が丘で、産前産後ケアを中心に子育て支援を行う新たな拠点「VIA STATION 名古屋・藤が丘」が2025年7月に開設されます。運営は田中祐子さんが中心となり、これまでの14年間の産後ケア活動の集大成として立ち上げられました。妊娠から出産、子育て、社会復帰までを一貫して支える包括的なサービスを提供し、地域の専門家や支援者が連携することで、誰もが安心して子育てできる環境づくりを目指しています。
多様な支援とネットワークの構築
「VIA STATION」では、身体のケアや心のケア、キャリア支援、リスキリング(学び直し)など多角的なサポートを一か所で受けられます。30名以上の「VIAコンシェルジュ」と呼ばれる講師陣が地域コミュニティを創出し、専門家同士の連携や情報共有を促進。愛知医科大学の臨床心理士・酒井玲子先生もサポートに加わり、公的支援だけに頼らない持続可能な子育て支援の仕組みづくりに取り組んでいます。行政や医療、教育機関、地域団体との連携も強化し、地域全体で子育てを支える体制を整えています。
全国展開を目指す新しい子育てモデル
このプロジェクトは、名古屋藤が丘を第1号拠点として、将来的には全国各地に「VIA STATION」を展開することを目標としています。空き家や空き店舗の活用を含めた地域密着型のネットワーク型支援モデルを構築し、地域格差のない子育て環境の実現を目指します。子育てを社会全体で支え合う新しい文化をつくるための挑戦です。詳しくはプロジェクトページをご覧ください。